発達障害グレーゾーン/朝や帰宅後に荒れる。原因と対策(作業療法の視点で)

癇癪

学校では良い子。特に先生から電話がかかってくることもない。

でも家に帰ってから荒れる子いませんか?

我が家の次男も、「今日は学校で怒られんかった~」と帰って

きても、家では弟にちょっかいを出したり、ちょっとしたことで

イライラすることがありました。

一体なぜそうなるんでしょうか?

 

原因

① 感覚過負荷(オーバーロード)

学校は刺激だらけです

  • 音(ざわざわ・チャイム)
  • 視覚(人の多さ・動き)
  • 触覚(接触・密集)

👉 一日中ずっと耐えてる状態

→ 帰宅後に一気に崩れる

 

② 実行機能の疲労

  • 指示を聞く
  • 行動を切り替える
  • 集団に合わせる

👉 ずっと脳をフル稼働

→ 帰宅後は「ガス欠」

 

③ 抑制の反動(我慢の限界)

  • 学校では頑張って我慢
  • 家は安心できる場所

安心した瞬間に爆発

 

④ 見通し不安(特に朝)

  • 「今日は何ある?」
  • 「うまくできるかな?」

不安→イライラ→爆発

 

⑤ 身体感覚のズレ(ここ重要)

  • 疲れてるのに気づけない
  • お腹空いてるのに分からない
  • 体の状態を言語化できない

爆発でしか表現できない

作業療法ベースの対策

① 「帰宅後ルーティン」を固定する(最優先)

これだけでかなり変わります

例👇

  1. 帰宅
  2. おやつ
  3. ゴロゴロOK時間(15〜30分)
  4. 宿題

👉 ポイント

「帰宅直後は何もさせない」

 

② 感覚を落ち着かせる(感覚調整)

おすすめ👇

  • 重いもの運び(ランドセルそのままでもOK)
  • クッションにダイブ
  • 毛布にくるまる

👉 いわゆる「深部感覚入力」

→ 落ち着きやすくなる

 

③ 朝の“見通しの見える化”

  • 今日の予定を1つだけ伝える
     例「今日は体育あるよ」
  • できれば絵・メモで提示

👉 不安を減らすだけで爆発減る

 

④ 「やらせる」より「整える」

NG👇

  • すぐ宿題
  • 反省させる
  • 理屈で説明

OK👇

  • まず回復
  • 落ち着いてから話す

👉 順番が超重要

 

⑤ 爆発時の対応(超重要)

やることはシンプル👇

  • 止めようとしない
  • 正論言わない
  • 安全だけ確保

声かけ👇

「疲れたね」

「頑張ってたもんね」

👉 共感だけでOK

作業療法的に“効く子の特徴”

この対応で変わる子👇

  • 学校では頑張れてる
  • 家で崩れる
  • 検査では問題なし

まさにグレーゾーンに多いタイプ

よくある逆効果

  • 「甘やかしすぎ?」と不安になる
    逆。回復時間が足りてない
  • 厳しくすれば治ると思う
    悪化しやすい

家で荒れるのは、学校でいっぱい頑張って家では安心しきって

色んな感情が爆発しています。

まずはその気持ちを受け止め、気持ちを回復できる

ような環境作りや、物を使ってみてください。

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