
導入
「落ち着きがない」「座っていられない」
そう見える子の中には、
体の使い方(感覚・体幹)の問題が隠れていることがあります。
そこでよく使われるのが
バランスボール
でも、「なんとなく良さそう」では効果は出ません。
この記事では、作業療法の視点から
“なぜ効くのか”を分かりやすく解説します。
バランスボールが良い理由(作業療法的)
①前庭覚(バランス感覚)が刺激される
バランスボールは不安定。
→ 体が自然とバランスを取ろうとする
→ 脳が活性化
→ 覚醒レベルが整う
👉 ぼーっとしすぎ・興奮しすぎの調整に◎
②固有受容覚(体の位置感覚)が入る
揺れることで
→ 筋肉や関節に刺激
→ 「自分の体の位置」が分かりやすくなる
👉 落ち着きやすくなる
③体幹が自然に使われる
普通の椅子
→ もたれればOK
バランスボール
→ 常に体幹を使う
👉 “トレーニングしてる感なし”で鍛えられる
④「動きながら座れる」
これがかなり大事。
・完全に静止 → 無理
・適度に動く → 落ち着く
👉 感覚を満たすことで問題行動が減る
作業療法の臨床でも子供からお年寄りまで、バランスボールを
治療として使用します。
向いている子
- じっと座れない
- 姿勢が崩れる
- すぐ寝転ぶ
- イスをガタガタする
向いていないケース(注意)
- 揺れると興奮しすぎる
- 危険行動が増える
- 指示が通りにくい
👉 この場合は別アプローチが必要
正しい使い方(超重要)
✔ 足が床につくサイズ
✔ 最初は短時間(5〜10分)
✔ “遊びすぎないルール”を作る
この3つ大事!!
NGな使い方
- サイズが合ってない
- 長時間使わせる
- 「座りなさい」の代わりに無理やり使う
👉 これ、逆効果になりやすいです
まとめ
バランスボールは
「落ち着かせる道具」ではなく
“体を整えることで結果的に落ち着く”ものです。


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